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12月例会「東アジアにおける資本主義の形成―中村哲著『東アジア資本主義形成史論』を読む―」のお知らせ

 中村哲氏の著書『東アジア資本主義形成史論』(汲古書院、2019年4月)が上梓されました。中村氏は、1990年代以降、比較史の方法をもちいて、日本・中国・韓国を中心とする東アジアにおける資本主義形成の特質を明らかにしてきましたが、そのうち2001年から2010年までの研究成果を3編8章にまとめたのが本書となります。

 京都民科歴史部会では12月例会として、堀和生氏をコーディネーターにむかえ、日本経済史の長島修氏、中国経済史の久保亨氏、インドネシア経済史の植村泰夫氏に自身の専門分野に引きつけて書評をおこなっていただきます。くわえて東アジア世界での比較を通じたコメントをいただき、それらに対する中村氏のリプライを含めて総合討論をおこないます。東アジアにおける資本主義形成の歴史的特質や、現代世界資本主義の歴史的段階について議論できればと考えています。参加費は無料となります。皆様ふるってご参加ください。

チラシはこちらよりダウンロードできます。(形式:pdf)

開催要項

日時:2019年12月7日(土)13:00~17:00
場所:京都府立大学稲盛記念会館2階205教室 *アクセスはこちらをご覧下さい。
報告:植村泰夫氏(広島大学)「東南アジア史から(インドネシア史を中心に)」
久保亨氏(信州大学) 「近現代中国資本主義の強さをめぐって」
長島修氏(立命館大学)「日本経済史研究と東アジア資本主義」
リプライ:中村哲氏(京都大学)
コーディネーター:堀和生氏(京都大学)
主催:京都民科歴史部会/共催:日本史研究会・中国現代史研究会

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